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CSRを経営理念に、ICT市場の激変期に立ち向かうテレフォニカ — 欧州ICT社会読み説き術 (3)

Posted on 2 April, 2012. Filed under: Uncategorized |

最近、ファイナンシャルタイムス紙は、テレフォニカ(スペイン)が、ヨーロッパの新進ICTビジネスに資金を提供することになったと報じた。大きな記事ではない。それがパッと私の目に止まったのは、テレフォニカは以前から、ちょっと気になる会社だったからである。

テレフォニカ( Telefónica)は、日本のNTTグループに当たる、スペイン最大の総合情報通信企業である。1924年にアメリカ資本の民営会社として設立され、一時の国有化を経て、1999年に再び完全な私企業になった。

テレフォニカは世界的な大企業であると共に、国際企業でもある。

 同社は、2000年代初めからは、世界各地の通信市場自由化を追い風に、欧州5カ国、中南米14カ国の電話会社に投資するなど、世界的に広く事業展開を行なってきた。その結果、今年10月現在でスペイン国外からの収入が会社全体の約70%に上るが、この数値は 世界的に携帯電話事業を展開するボーダフォン(イギリス)に次いで、世界二位である。

  グループ企業全体の加入者数は約二億9000万で、この数はチャイナユニコムに次ぎ世界五位、社員は27万人、2010年には607億ユーロ(6.4兆円)の経常収入があったがこれは、情報津新企業の中で世界五位に相当する。参考までに、NTTは二位、NTTドコモは九位)。

 私がテレフォニカに注目するようになったのは、この会社がCSR(企業の社会責任)を経営の根本思想に据え、CSRの考え方をあらゆる企業活動に組み込む仕組みを持ち、それが現実に機能していると知って以来である。今やCSRレポートを発行しない大手のICT企業は無い。しかし、CSRを企業倫理コードに裏打ちされた、プロセス・リエンジニアリング(業務遂行手順の見直しと刷新)の規範と位置づけている点で、テレフォニカは注目に値する。

 同社は10年近く前から、CSRを戦略にした経営を進めてきた。その間、一貫してCSRという考え方の社内への浸透を推し進めてきたリーダーが変わっていないのは強みである。 

 同社のCSRは、初期はリスクマネジメントとして始まった。正しい行ないをする会社は、安定して成長を続ける、従って株主の評価も高い、ということは、ダウジョーンズ社のサステイナビリティ指標(DJSI)でテレフォニカが常にトップを占めていることからも証明されている。

テレフォニカのCSRは社外PRのためではない。新ビジネス、新サービス開発に深く結びついている。例えば同社は、社外ステークホルダーとテレフォニカの社員とが同じテーブルに就き、互いの知恵と知識を交換しながら、ステークホルダーの抱える問題の解決法をICTを利用して解決する機会を、随所で作っている。そのテーマは、CO2削減のような環境問題から、自治体の教育、医療、行政サービスの改善など、広範囲に及ぶ。

 テレフォニカもディジタル時代の進行と共に、通信回線やエアタイム提供事業だけでは生き残れないとの危機感をつのらせていた。 技術力を持った社員が顧客に直接対面し、その課題解決に適したシステムを一緒に考え、提案する過程には、それを通じて社員の意識が変化し、ひいては自社の企業文化が、回線接続業から総合情報通信サービス業へと変わることが期待されている。

 今年の9月、 テレフォニカは世界規模の社内機構再編を行なった。テレフォニカ ディジタルという組織を誕生させ、ディジタル・ビジネスの推進へと大きく舵を切ったのである。それはテレフォニカのビジネスモデル変革への歩みでもある。こうして、同社は、テレフォニカ ディジタルをエンジンとして、データで稼ぐ仕組みを作ることに本格的に乗り出した。 早速11月初めに、ヨーロッパのICTスタートアップ企業に投資し、イノベーションを推進する企画を発表したのも、その表れである。

 新技術を導入するための投資も続いた。10月には、チャイナ ユニコムと共同出資で、M2Mや、モノをつなぐインターネット (Internet of things) の技術開発を進める契約を交わしたほか、11月には、ホームエンターテインメントビジネスの開拓を目指し、 WiFi用アンテナメーカー, クアンテナ(本社、米国カリフォルニア州)、への投資を発表した。

 今や、世界中で、かつて電話会社として成長した会社はすべて、ICTを使ったサービスを提供する会社に変わろうとしている。危機をチャンスに変えねばならない時期に、テレフォニカはCSRを経営の基本に据えつつ、どのように変化に対応し、 生まれ変わっていくのだろうか。興味をもって見まもりたい。

 

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You cannot hide corporate culture in your company web site

Posted on 12 December, 2007. Filed under: Uncategorized |

I’ve started surfing the web intensively for work again. As I move on, I’ve got things to talk about. It’s good!

Corporate culture appears in the web sites. You can’t hide it from readers.

Recently, I looked at for my research job more than 50 web sites of various IT system vendors, large an dsmall, worldwide. The purpose of my research was to find if or how much these companies have customers in the aviation sector.

I was reassued my old thoughts throught the web search; if you look at 20 pages of each of 30 corporate web sites to find the same information, you’ll naturally understand the horizontal difference across the companies.

Some may people say that what you see in a corporate web site is a marketing hype. This may be true to some degrees but surely not by 100 %. You can’t hide yourself. There is the power of comaprison.

In my research, some companies have immediately brought me the dynamic spirit of the founder, while some others, inward looking spirit of the companies. In the latter, the web sites were organised in the eyes of the insiders of the companies. These sites are not pratical or convenient for outsiders like myself to find a simple information, such as customer case studies in a certan industry.

Where does this difference come from? — The ability of a company to put itself in customers’ shoes.

Good companies — IBM, Business Objects, CSC. There would be more but I just didn’t have a chance to see the web sites of other companies wih good sensitivity to customers and markets.

Easy to say, difficut to do; Watch what you do in your customers’ eyes.

Customers are watching your behavior.

Yoshiko

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日本の外で、仕事して、生きて、18年目。そのスナップショット。

Posted on 12 December, 2007. Filed under: Uncategorized | Tags: |

日本の外に長く住むと、人はこう変わる、、という一つの例です。人は住む土地に適応して、そこで楽しみを見つけて暮らすべしーーそう思います。
ジュネーブの日本人会会報、ボンジュール レマン掲載、読者リレーエッセイ。2007年11月号です。

自己紹介
多国籍、多言語の職場と生活を18年。日本は近く、遠く。

本文
「あの人はトランスアトランティックだ」という言い方が英語にあります。本人は生まれも育ちも英国人で、米国が好き、その人の雰囲気も、どこか、アメリカ人ぽい人を指すそうです。そういう人は、英国にある米国企業によくいるとか。それを聞いたとき、言い得て妙だと感心しましたが、同時に人ごとではない気もしました。私も、ヨーロッパでの暮らしが長くなるにつれ、生まれ育った日本と、今自分の住む土地との、両方の感覚を持った人間になりつつあるかもしれません。
 私は、1989年、パリに仕事を得て日本からヨーロッパに来て以来、フランス語で生活、英語で仕事を続けてきました。その間、思いがけずも、パリとジュネーブに二度づつ住み、今ではジュネーブに落ち着いています。もともと、日本社会の外に身を置いてみたくてパリに来たので、今まで、仕事で日本との関係を積極的に追うことはありませんでした。
 ところが、こういう環境に長くいると、仕事の外で日本語を話す機会が、とても貴重になります。夏冬の休みに、日本人の友人と、最も親しんだ言語を自在に使って、文法も語彙も気にせず、あれこれ気ままに話す楽しさ!これはもう、心の健康に欠かせません。自宅にマックを買って以来、日本語でメールが出来るようになったことも、私の日本語へのアクセスを向上させてくれました。
 最近、私は、ジュネーブのTG新聞を購読するようになりました。これは私のフランス語人生では画期的なことです。ずっとフランス語圏に住んできましたが、私は今まで、フランス語の上達にはあまり熱心ではありませんでした。昼間、読む、書く、話すが、すべて英語なので、家ではアルファベットよりも、日本語を目にしたかったのです。アルファベットはちゃんと見て、文字を読まなければ意味がわかりませんが、日本語ならパッと見てすぐに意味が取れます。聞く方も同様。アルファベット漬けの仕事の後、ものを読んだり聞いたりするのに緊張がいらない日本語は、ちょっと大袈裟ですが、心の癒しでした。
 アルファベットに鎖国をしていた私のプライベート空間に届くようになったTG新聞。これが意外に面白い。フランス語を読むのは時間が掛かるので、平日の夜は、見出しと、いくつかの記事の導入部分を読むのが精一杯ですが、それでも充分。自分が、記事に出ているあれこれの地域、人々に親近感を持って読めるという、新鮮な発見。ローカル紙って楽しい!どちらかというと、フランス語を避けてきた私が、ローカル紙に親近感を持てるのも、ジュネーブに長く住み、地元の友人も増え、いろいろな経験を重ねてきた賜物でしょうか。同時に、いつのまにか、この社会に思っていたよりも深く入っていた自分に気づき、少し嬉しくもなりました。これからは、もっとフランス語を受け入れよう、、。
 自分の生活感覚が自分の住む土地に馴染むにつれ、その分、日本在住の家族や友人たちとは、いつのまにか、ものの見方、感じ方が違ってきているように思います。私も、日本で生まれて育った人間ですが、日本から来た友人たちと話していると、ときたま、あれ?と思うことが出てくるのです。感覚の隠れたすれ違い、といいましょうか。これが私なりの国際化なのよ、と腹を括り、これからも我が道を付けて行こうと思います。

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Hello world!

Posted on 9 February, 2007. Filed under: Uncategorized |

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